
Happy 4th of July ! 7月4日にアメリカは独立記念日を迎えました。1776年にアメリカ独立宣言をが公布されたことを記念し、アメリカの誕生を国をあげて祝う日です。各地でパレードが行われ、家族や友人が集まってバーベキュー、ピクニックなどをして過ごす大きな祝日、それが「4th of July」です。私が留学時に住んでいた首都ワシントンD.C.では全米最大のパレードが行われました(もちろん今も行われています)。この日は地下鉄の改札口は無料で開放され、多くの住民がダウンタウンに殺到し、観光客たちと一緒にお祝いをしたのです。国会議事堂には巨大なザモールと呼ばれる芝地があり、そこで有名アーティストが参加する無料コンサートが行われる大イベントがあります。コンサートの前には全員が国歌斉唱をし、アメリカが1つになった気分を味わいます。そしてコンサートのあとは大花火大会となるのです。5月のメモリアルデーからアメリカの夏はスタートしていますが、やはり独立記念日を迎えると夏本番という気分になります。
アメリカの夏休みは基本的に6月から8月の3ヶ月間です。これは1年の4分の1です。アメリカの子供たちは、夏休みには、日本と違って宿題、課題などから開放され自由に過ごせます。なぜなら、6月の始めに学校の年度は終了するからです。同じ生徒が同じ学校に戻ってくるとは限らず、他の学校に転校する生徒もたくさんいます。アメリカの学校は9月からリセット。新学期が始まります。アメリカの夏休みは自由でこの長い夏休みに子供たちは自分の才能を伸ばすためのサマーキャンプやサマースクールに参加したりと、有益に休暇を過ごします。多くの家庭は子供に何冊もの本をもたせ、長い旅行にでかけます。夏休みにアメリカの空港や、ビーチでは床に座り込んで厚いペーパーバックを読む子供たちの姿が見かけられます。長い長い夏休み。子供たちは将来のことを考える十分な時間も与えられるのです。
